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2012年2月24日 (金)

【アンナサッカ東京】あの商品も、かつては・・・

実は、

プロジェクトX

みたいな話がとっても好きなんです。

とてもいい話をきいたので、

シェアしたいと思いました。

スターバックスもインスタントコーヒーを発売しているような、

今の状況からは、想像しにくいかもしれません。

ですが、そんなインスタントコーヒーも、

アメリカで初めて売り出された当時は、全く売れなかったそうです。

売れなかった理由って、

何だったと思いますか?

怠惰な妻に、みられるのが嫌だから買わなかった

ということらしいです。

コーヒーという飲み物は、

焙煎したコーヒー豆を買ってきて挽くか、

もう挽いてある豆を買ってきて、

ドリップしたり手間を掛けて入れるもの。

コーヒーカップに”粉”を入れて、お湯を注いだらできあがり

なんて物は、怠け者の奥さんが買う物だ!

という意識が根強かったのが、売れなかった理由。

アメリカでも、

「妻とは献身的であるべき」

という価値観があったのかは知りませんが、

インスタントコーヒーって、なまけものの象徴みたいな目でみられたみたいですね。

では、どうして売れるようになったと思いますか?

「インスタントコーヒーは、挽き豆から入れたコーヒーよりも美味しいですよ!」

といったのでしょうか?

それとも

「インスタントコーヒーを使うと、奥様がとても楽になりますよ!」

といったでしょうか?

実は・・・

「奥様がインスタントコーヒーを使ってコーヒーを入れると、

時間に余裕ができて、家族みんなで過ごす楽しい時間が増えます。」

ということを、アピールしたんです!

「朝、家族みんなで、楽しそうに、食事をしている様子のイメージ写真」が添えられ、

「あなたの家庭にもこんな時間があったら素敵ですよね。」と語る。

これが大当たりして、

一気にインスタントコーヒーが普及したんだそうです。

売る側からしたら、

「インスタントコーヒーのおいしさ」

をアピールしたくなりますよね。

でも、「おいしさ」は、人それぞれ。

好みがあるので、インスタントコーヒーのほうが美味しいと決めつけては、

拒否感を持たれるかもしれません。

ああ

まして、

「インスタントコーヒーの便利さ」

をアピールすると、

「これを買う人は楽をしたい奥様」と宣伝しているようなもの。

ああ

「奥様がインスタントコーヒーを使ってコーヒーを入れると、

時間に余裕が出来て、朝、家族みんなで過ごす楽しい時間が増える。」

というと、

インスタントコーヒーを買う目的に、

「朝、家族みんなで過ごす楽しい時間を増やすため」

という“正当な理由”がうまれます。

そうです。

奥様が怠けるためでもなく、

美味しいからという不確定なものでもなく、

「家族みんなが仲良く楽しくしていたい」

というすべての家庭が持っている心情と欲求に訴えたんです

誰でも、みんなと一緒に幸せになりたい。

そう思っていることを信じてつくったアピールポイント(ウリ)が、

インスタントコーヒーを世の中に広めたことになったんです。

僕は、この話に出会ったとき、

価値観

の大事さというのを感じました。

この話、どう思いますか?

話のネタなど、何かのお役に立てたら嬉しいです。


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コメント

私は、いけばなの根源である「池坊」を大切にしていきたいと考えています。どのようにアピールすれば、多くの人が「やってみようかな」という気持ちになるのか悩んでいます。インスタントコーヒーを買う目的の「正当な理由」「すべての家庭が持っている心情と欲求に訴えること」は、とても勉強になりました。お客様の心を惹きつける言葉を思案していきたいです。

投稿: 百山哲示 様 | 2012年2月25日 (土) 10時58分

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